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放血が終わったら仰向けにし、首から腹にナイフを入れて開腹し内蔵を取り出します。youtubeで何度も見て予習してましたがなかなか思うように進みません。
骨を何カ所かナイフで切断しなければならないのですが柔らかい箇所を探し出すのに苦労しました。また内蔵を傷つけたら内容物の匂いが肉についてしまうので慎重にやらなければいけません。
やっとのことでまだ暖かい内蔵を取り出し、足をロープで吊るして毛皮を剥ぐ作業にかかります。
これは慣れれば一気にいけそうですが、とりあえず最初は何度もナイフを入れながら丁寧に剥いで行きます。
皮を手に取ってみると、なるほどこれなら冬も越せるなっていうような分厚い立派なものでした。
最後に頭と手足を切り落とし、一段落したときには外は氷点下なのにすっかり汗だくになっていました。そして背後には血の匂いを嗅ぎ付けたカラスの大群。
枝肉になった鹿を車まで引きずって行くのも重労働で、次からは運搬用のそりを購入しようと思いました。内蔵や皮等はクリーンセンターに廃棄しに行き枝肉は牛舎の処理室で吊るして熟成させておきます。
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更新日:2014/02/12
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