ドアのエンクロージャーもドアに仮止め、パテ盛り、削りを繰り返して形状を煮詰めていきます。 スピーカーはグリルで覆わず、現在メジャーなバックススキン調のレザーdの化粧板を取り付けるようにします。
化粧板にバックスキン調のレザーを使うのは音の反射を防いで、音像を明確にするため。ピラーにも同じレザーを使っているのもそういう理由からです。
化粧板の取り付け周辺に隙間が空いているのはレザーの厚みの分です。これでもレザーを貼ったらきちきちなはめ合いになります。

化粧板の裏側はスピーカーの逃げを確保するため、めんどくさい形状になっています。
端の落とし込みも、レザーの逃げです。

本体と化粧板にレザーを貼ってフロントスピーカーのエンクロージャーは完成。
1方向にしか伸びないレザーに戸惑ったが、それほど複雑な形状をしていないのでなんとかなりました。 ちなみにレザー貼りの極意は、「しわ寄せは見えないところへ」です(笑)。今回はしわが出来るほどではなかったですが、どうしても出来てしまう場合にはしわは下部に寄せてカッターでしわの部分だけ切断してしまいます。うまく切断すると普通に貼っている場所と見分けはつきません。
もうちょっとラインが分からないくらいに削った方がよかったかなと思いますが、嫁の車だしあまりシビアに考えないようにします。

裏からの写真です.
スピーカーホール部はこれからFRP樹脂で固めます。防水のため。

とりあえずこれで作り込みの方は完了です。
あとは車への取り付けと配線で完了。音だしが楽しみです。

更新日:2009年02月01日